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【於 駒場】UTCP主催のワークショップと映画上演会のお知らせ

駒場にてUTCP主催の以下のようなワークショップと映画上演会が開かれるとのことです。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

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ワークショップ「フランス現代思想の地平」
2010年3月26日(金) 11.00-17.30
東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/03/post_78/

I. 11.00-12.30
星野太(東京大学博士課程)
"La transcendance parabolique: lecture de pseudo-Longin par Michel Deguy"
「放物線状の超越――ミシェル・ドゥギーによる偽ロンギノス読解」
Maria Fernanda Negrete(コーネル大学)
" 'Car nous voyons maintenant au travers d'un verre, clairement.' Expérience esthétique selon Clarice Lispector, Roni Horn, et Hélène Cixous."
「『私たちはいま、ガラス越しに、明瞭に、見えているのだから』――クラリッセ・リスペクトール、ロニ・ホーン、エレーヌ・シクスーによる美的経験」

II. 13.30-15.45
大橋完太郎(UTCP)
"L'homme et le monstre: la morale matérialiste chez Diderot"
「人間と怪物――ディドロにおける唯物論的道徳について」
Boyan Manchev(ボヤン・マンチェフ、国際哲学コレージュ副議長、新ブルガリア大学)
"Le monde et son double: ontologies événementielles et ontologie de la métamorphose"
「世界とその分身――出来事の存在論と変貌の存在論」

III. 16.00-17.30
Gisèle Berkman(ジゼル・ベルクマン、国際哲学コレージュ・プログラム・ディレクター)
"Jacques Derrida et les Lumières"「ジャック・デリダと啓蒙」
コメント:小林康夫(東京大学UTCP)、西山雄二(東京大学UTCP)

司会:西山雄二
使用言語:フランス語 入場無料、事前登録不要

主催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/

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映画「哲学への権利——国際哲学コレージュの軌跡」上映+討論会
2010年3月27日(土)15:00-18:00(開場14:30)
東京大学駒場キャンパス18号館ホール(先着順約150席)
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/03/post_77/

1. 映画上映 15:00-16:30(90分)

1983年、ジャック・デリダらが脱構築の論理をもとにパリに創設した半官半民の独創的な研究教育機関「国際哲学コレージュ」をめぐる初のドキュメンタリー映画。収益性や効率性が追求される現在のグローバル資本主義下において、哲学や文学、芸術などの人文学的なものの可能性をいかなる現場として構想し実践すればよいのか。監督・西山雄二が歴代の議長を含む関係者7名へのインタヴューを通じて、大学、人文学、哲学の現在形と未来形を描き出す。

映画HP(映画の概要、上映情報、報告など)⇒ http://rightphilo.blog112.fc2.com/

2. 討論「哲学への権利」 16:40-18:00 フランス語通訳付き
ボヤン・マンチェフ(国際哲学コレージュ副議長、新ブルガリア大学)
ジゼル・ベルクマン(国際哲学コレージュ・プログラム・ディレクター)
小林康夫(東京大学UTCP)
西山雄二(監督、東京大学UTCP)

入場無料、事前登録不要
主催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/

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2010年03月03日 09:43に投稿されたエントリーのページです。

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