フランス科ご出身の森元庸介さんから催しのご案内をいただきました。みなさま、どうぞお運びください。
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このたび立教大学にて、佐藤淳二(北海道大学)、桑瀬章二郎(立教大学)の両氏をオーガナイザーとしたシンポジウム『来るべき一般意志 法・主体・フランス革命』が下記の要領で開催されます。年度末のお忙しい時期とは存じますが、多くの方にご来場を頂ければ幸甚です。
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シンポジウム『来るべき一般意志 法・主体・フランス革命』
日時:2014年3月15日(土) 10:00‐18:00
場所:立教大学池袋キャンパス・マキムホール(15号館)2F M202教室(アクセス)
プログラム
10:00 開会の辞 吉岡知哉(立教大学総長)
趣旨説明
10:30-12:45 一般意志の生成:主体と主権から政治的権威へ
司会:王寺賢太(京都大学)
・意志の拘束——マルブランシュから 森元庸介(東京外国語大学)
・専制君主にはなぜ「主権」が存しないのか?——『法の精神』と(不在なる)一般意志 辻部大介(福岡大学)
・〈意志〉論の神学・政治的布置——ディドロ執筆項目「政治的権威」におけるパウロ解釈 逸見龍生(新潟大学)
14:10‐15:45 一般意志、来るべきひとつの存在論
司会:吉岡知哉
・「はじまり」のアポリア——『社会契約論』と『エミール』 桑瀬章二郎(立教大学)
・来るべき一般意志——切断と連続 佐藤淳二(北海道大学)
16:00-17:45 出来事としての一般意志
司会:廣瀬浩司(筑波大学)
・「一般意志」の構成——ディドロ晩年の政治的著作における「諸意志の協調」と議会・公論・歴史 王寺賢太
・「自由」への意志と恐怖政治——ロベスピエールと「絶対的自由」 上田和彦(関西学院大学)
全体討論・総括