本科の森山工先生の講演会が、下記の通り、日仏会館の主催で開催されます(オンライン)。事前の申し込みが必要とのことです。ご関心のある方は、日仏会館のホームページで詳細をご覧ください。
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マルセル・モースと<贈与>の世界(日仏文化講演会シリーズ第345回)
【講師】森山 工(東京大学)
2020-11-26(木) 18:30 – 20:00
参加費:一般1,000 円 日仏会館会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップ無料
言語:日本語
主催:(公財)日仏会館
※詳細・参加申し込みはこちら
フランスの社会学者・民族学者・人類学者マルセル・モースの『贈与論』は、「贈与」に関する古典的な名著であり、社会哲学や社会思想にも大きな影響を与え、その現代的な意義が再評価されてもいる重要な論考です。しかし、その構成は複雑であり、多様な読みを可能にする潜在力に溢れています。その複雑さを解きほぐしつつ、モースが主要な論点とするところを取りだし、その問題点と可能性を論じます。また、講師が研究対象とするマダガスカルにおける社会実践のなかから、モースの論点と響きあうものを抽出し、具体的な視点からモースの論考を位置づけます。