以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『仏文研究』LIII, 京都大学フランス語フランス文学研究会、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。
Section Française Komaba / フランス科
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻小地域フランス・教養学部教養学科地域文化研究分科フランス研究コース
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『仏文研究』LIII, 京都大学フランス語フランス文学研究会、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。
本科の森山工先生から、以下のイベント案内を頂きました。ご関心のある方はぜひご参加ください。
森山 工×重田園江 W刊行記念トークイベント
「モースとアーレントを再読する――〈戦争〉の時代に」
12月15日(木)19時開始
森山工著『「贈与論」の思想 マルセル・モースと〈混ざりあい〉の倫理』(インスクリプト)、重田園江著『真理の語り手 アーレントとウクライナ戦争』(白水社)刊行をめぐって、それぞれの著者によるトークイベントを開催。
「混ざりあい」を着眼点に、アカデミアの人であり社会活動家でもあったモースの全体像と主著『贈与論』を読み解く――『「贈与論」の思想』。
危機の思想家アーレント視点から、政治/戦争/暴力の背景を探る――『真理の語り手』。
マルセル・モース(1872-1950)と、ハンナ・アーレント(1906- 1975)はともに激動の時代の中で、思索を重ねていった思想家である。彼らの視点を通し、「社会主義」「全体主義」「政治」「戦争」などをキーワードに、社会そのものの〝在り方〟を考える。
【登壇者】
★森山 工(もりやま・たくみ)
東京大学大学院総合文化研究科教授、文化人類学。著者に『贈与と聖物─マルセル・モース「贈与論」とマダガスカルの社会的実践』、『墓を生きる人々─マダガスカル、シハナカにおける社会的実践』、訳書にマルセル・モース『贈与論他二篇』など。
★重田園江(おもだ・そのえ)
明治大学政治経済学部教授、現代思想・政治思想史。著書に『フーコーの穴――統計学と統治の現在』、『連帯の哲学Ⅰ――フランス社会連帯主義』、『ミシェル・フーコー――近代を裏から読む』、『社会契約論――ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』、『統治の抗争史――フーコー講義1978-79』、『隔たりと政治――統治の連帯の思想』、『フーコーの風向き――近代国家の系譜学』など。
【開催要項】
日程:12月15日(木)19時~20時30分
会場:読書人隣り(千代田区神田神保町1-3-5冨山房ビル6階)
■来場参加ご希望のお客様は以下URLよりチケットをご購入ください。■
https://jinnet.dokushojin.com/products/event20221215
※地下鉄神保町駅(半蔵門線、都営三田線・新宿線)A7出口下車
★来場特典として、イベント終了後に動画配信URLを配布!
YouTube Liveでオンライン配信あり!
★12月22日までアーカイブ視聴が可能です。
■オンライン配信参加ご希望のお客様は以下URLよりチケットをご購入ください。■
https://jinnet.dokushojin.com/products/event20221215_online
本科の森山工先生から、以下のご著作をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
森山工『「贈与論」の思想 ー マルセル・モースと<混ざりあい>の倫理』インスクリプト、2022年。
フランス科研究室に保管していますので、ご関心のある院生・学部生の方は、ぜひご利用ください。
本科にいらした増田一夫先生から、以下のイベント案内を頂きました。ご関心のある方はぜひご参加ください。
「フランスにおける共同親権の成立
――離婚後のマネジメントから家族のマネジメントへ」
講師:トゥールーズ大学名誉教授 ジェラール・ネラン(社会学)
日時:2022年11月12日(土) 18時30分~20時30分
(+非公式セッション20時30分~21時)
使用言語:フランス語、日本語(同時通訳つき)
(非公式セッションはフランス語のみとなります)
*以下より事前登録をお願いいたします。
https://x.gd/x9l8G
お申込みいただいたにもかかわらず、11月11日までにお手元に案内のメール
(ZOOM会場入場のためのリンク)が届いていない場合は以下までご連絡ください。
post.mariage@gmail.com
主催:科学研究費補助金 基盤研究(B)
結婚の歴史再考――フランスの事例からみる(ポスト)結婚、生殖、親子、家族
趣旨
フランスでは1980年代後半から共同親権をめざす法整備が始まり、2002年にはそのプロセスが一応の完成をみました。日本では、2018年7月に法務省が離婚後の単独親権を見直し、共同親権の導入を検討すると発表しました。しかし、離婚後の共同監護制度のみならず、現在の面会交流に対して批判的な声があがっています。必ずしも保守的と目されていない人びとも、共同親権制度には「子どもの権利」の濫用があり、DV が発生する構造を温存しかねないとして反対の声をあげています。フランスではどのような経緯で共同親権が成立したのか? 長年家族の推移を観察し、子供の視点からの著作も多い、社会学者のジェラール・ネラン氏(トゥールーズ大学名誉教授)を招き、その問題を考えます。ふるってご参加ください。