藤岡 俊博 Fujioka Toshihiro
准教授
<研究テーマ>
エマニュエル・レヴィナスを中心としたフランス現代哲学・思想を研究しています。また、「MAUSS(社会科学における反功利主義運動)」の活動を手がかりに、「贈与」や「利益」といった概念をめぐる思想史的な研究をおこなっています。
<主要業績>
◇単著:
●『レヴィナスと「場所」の倫理』(東京大学出版会, 14)
◇共著・分担執筆:
●「待期の贈与―モース・デリダ・レヴィナス」(『終わりなきデリダ』, 法政大学出版局, 16)
●「彷徨と居住―ハイデガー『真理の本質について』の読者レヴィナス」(『顔とその彼方―レヴィナス『全体性と無限』のプリズム』, 知泉書館, 14)
◇論文:
●「レヴィナス青年期のロシア語著作について」(『レヴィナス研究』1号, 19)
●「利益の思想史概説―「贈与論」再考のために」(『彦根論叢』406号, 15)
◇翻訳:
● エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』(講談社学術文庫, 19)
● ジェラール・ベンスーサン『メシア的時間』(共訳, 法政大学出版局, 18)
● エマニュエル・レヴィナス『レヴィナス著作集』(共訳, 法政大学出版局, 14-18)
● ピエール・ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』(共訳, みすず書房, 11-13)
● アラン・カイエ『功利的理性批判 民主主義・贈与・共同体』(以文社, 11)