7月1日に駒場にて、スーザン・ジョージの講演会があります。本分科も共催に加わっています。皆様ぜひ奮ってご参加下さい。
Susan George
スーザン・ジョージ 講演会
« Mondialisation de la faillite Faillite de la mondialisation »
「破綻のグローバリゼーション グローバリゼーションの破綻」
(フランス語、通訳付き、入場無料、事前登録不要)
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日時 : 2008年7月1日(火) 18:00
場所 : 東京大学教養学部(駒場キャンパス)
18号館ホール
京王 井の頭線、「駒場東大前」下車すぐ。
アクセスは、以下のリンクでもご覧ください。
大学院総合文化研究科・教養学部ホームページ
主催 : 科学研究費基盤研究(A) デニズンシップ:非永住・非同化型広域移民の国際比較研究
共催 : 総合文化研究科地域文化研究専攻、アメリカ太平洋地域研究センター(CPAS)、地域文化研究学科フランス分科、「人間の安全保障」プログラム
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『なぜ世界の半分が飢えるのか』(朝日選書、1984年)という本をご存じでしょうか。「先見の書」という形容がまさにぴったりの著作です。
原書は、今から30年以上も前に書かれたHow the Other Half Dies? The Real Reasons for World Hunger (Penguin Books, 1976)。そこで提起された問題が今日ほどアクチュアルだったことはありません。
今回、その著者が来日し、金融の危機、食糧の危機、そしてその両者の関係について講演をおこないます。
もう一つの世界は可能か? その可能性を追求するオルタナティヴ・グローバリゼーションの主要な論客でもあるスーザン・ジョージを生で聴く貴重な機会です。ふるってご来聴ください。
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■スーザン・ジョージ著作(邦訳)
・『なぜ世界の半分が飢えるのか――食糧危機の構造』、朝日選書、1984年。
・『債務ブーメラン――第三世界債務は地球を脅かす』、朝日選書、1995年。
・『ルガノ秘密報告――グローバル市場経済生き残り戦略』、朝日新聞社、2000年。
・『WTO徹底批判』、作品社、2002年。
・『オルター・グローバリゼーション宣言――もうひとつの世界は可能だ! もし・・・』、作品社、2004年。
・ファブリッチオ・サベッリとの共著、『世界銀行は地球を救えるか――開発帝国50年の功罪』、朝日選書、1995年
・マーティン・ウルフとの共著、『〈徹底討論〉グローバリゼーション賛成/反対』、作品社、2000年。
・ノーム・チョムスキーとの共著、『G8――G8ってナンですか?』、ブーマー、2005年。
など多数。
■ 彼女による最近の著作(フランス語)は以下の通り。
-- Nous, peuples d’Europe, Paris, Fayard, 2005.
-- La Pensée enchaînée. Comment les droites laïque et religieuse se sont emparées de l’Amérique, Paris, Fayard, 2007.
■ スーザン・ジョージの活動をもっと詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
How the Other Half Dies? をpdfでダウンロードすることもできます。