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【於 駒場】UTCPレクチャーのご案内

本専攻の原和之先生より、UTCPの中期プログラム「精神分析と欲望のエステティクス」の夏学期最後の企画について、以下のようなご案内をいただきました。

               *

 今回は台湾に研究滞在中のチャールズ・シェパードソン氏(ニューヨーク州立大学オールバニー校)と国立台湾大学のリャオ・チャオヤン氏をお招きして、文化現象への精神分析的アプローチ、および美的感情と共同体の問題についてそれぞれ講演をいただきます。また29日には成蹊大学の遠藤不比人氏、一橋大学の中山徹氏にもご参加いただいて、精神分析と人文科学についての共同セミナーを開催します。こちらはそれぞれの研究の視点から、人文科学研究における精神分析の位置や役割についてお話しいただく予定です。(なお、セミナー修了後には、簡単なレセプションを準備しております。)

お忙しいこととは存じますが、もしご都合が許すようでしたら、お運びいただけましたら誠に幸いです。〔…〕

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►UTCPレクチャー「相互に依存する欲望と新しいメディア――ラカン的アプローチ」

日時:2010年7月26日(月)18:00-20:00
場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室

講演者:リャオ・チャオヤン(国立台湾大学)

司会:原和之

使用言語:英語
入場無料・事前登録不要

講演者プロフィール
廖朝陽(Chao-Yang Liao)。国立台湾大学外国語文学部教授。仏教思想、中国古典小説、批評理論、精神分析、映画論、翻訳論、カルチュラル・スタディーズなど、広範な領域にわたる研究活動と平行して、ポストコロニアル状況における社会・政治的な問題についても積極的な発言を行っている。
邦訳のある論文として、台湾ニューシネマの旗手の一人・王童の作品を論じた「土地経験と民族空間『無言の丘』論」(松本さち子訳)、呉密察・黄英哲・垂水千恵(編)『記憶する台湾』(東京大学出版会、2005年)所収がある。そのほか、"Translatability and Cultural Difference: Toward an Ethics of 'Real' Translation",Concentric: Literary and Cultural Studies, 31.2, 2005, "Politicizing Cognition: Antigone, Yogacara, and the Politics of Not One Less", Concentric: Literary and Cultural Studies 35.2, 2009など論文多数。

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/07/shepherdson_and_chaoyang_lectu_1/
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►UTCPレクチャー「美的感情と普遍性――カントとナンシーにおける《意味=感覚》 と共同体」

日時:2010 年7月27日(火)18:00-20:00
場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室

講演者:チャールズ・シェパードソン(ニューヨーク州立大学オールバニー校)

司会:原和之

使用言語:英語
入場無料・事前登録不要

講演者プロフィール
チャールズ・シェパードソン(Charles Shepherdson)。ニューヨーク州立大学オールバニー校英語学部教授。精神分析・現代フランス思想の読解に基づいて、ギリシア悲劇から現代文学までを射程に収めた多彩な文学論を生み出しつつ、アメリカ精神分析協会会員として哲学的な理論と臨床的な実践とを架橋する作業もあわせて行っている。
主著『ヴァイタル・サインズ 自然・文化・精神分析』(Vital Signs: Nature, Culture,Psychoanalysis, Routledge,2000)では、トランスセクシャリティ、拒食症、母性といった多様なトピックを通じて、自然/文化の対立を超えた精神分析の新たな可能性を提示した。そのほか Lacan and the Limits of Language, Fordham University Press, 2007など、著作・論文多数。

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/07/shepherdson_and_chaoyang_lectu/

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►UTCPセミナー「精神分析と人文科学」

日時:2010年7月29日(木) 17:00-
場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室

講演者:
チャールズ・シェパードソン(ニューヨーク州立大学オールバニー校教授)
リャオ・チャオヤン(国立台湾大学教授)

ディスカッサント:
遠藤不比人(成蹊大学)
中山徹(一橋大学)

司会:原和之(UTCP)

使用言語:英語
入場無料・事前登録不要

講演者プロフィール
チャールズ・シェパードソン(Charles Shepherdson)。ニューヨーク州立大学オールバニー校英語学部教授。精神分析・現代フランス思想の読解に基づいて、ギリシア悲劇から現代文学までを射程に収めた多彩な文学論を生み出しつつ、アメリカ精神分析協会会員として哲学的な理論と臨床的な実践とを架橋する作業もあわせて行っている。
主著『ヴァイタル・サインズ 自然・文化・精神分析』(Vital Signs: Nature, Culture,Psychoanalysis, Routledge, 2000)では、トランスセクシャリティ、拒食症、母性といった多様なトピックを通じて、自然/文化の対立を超えた精神分析の新たな可能性を提示した。そのほかLacan and the Limits of Language, Fordham University Press, 2007など、著作・論文多数。

廖朝陽(Chao-Yang Liao)。国立台湾大学外国語文学部教授。仏教思想、中国古典小説、批評理論、精神分析、映画論、翻訳論、カルチュラル・スタディーズなど、広範な領域にわたる研究活動と平行して、ポストコロニアル状況における社会・政治的な問題についても積極的な発言を行っている。邦訳のある論文として、台湾ニューシネマの旗手の一人・王童の作品を論じた「土地経験と民族空間『無言の丘』論」(松本さち子訳)、呉密察・黄英哲・垂水千恵(編)『記憶する台湾』(東京大学出版会、2005年)所収がある。そのほか、"Translatabilityand Cultural Difference: Toward an Ethics of 'Real' Translation",Concentric: Literary and Cultural Studies, 31.2, 2005, "Politicizing Cognition: Antigone, Yogacara, and the Politics of Not One Less", Concentric: Literary and Cultural Studies 35.2, 2009など論文多数。

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/07/shepherdson_and_chaoyang_semin/
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会場については以下をご覧下さい。
駒場までのアクセス
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html
駒場内の地図
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_18_j.html
Komaba Campus Access Map
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_e.html
Map of Komaba Campus (Building 18)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_18_e.html

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2010年07月15日 10:58に投稿されたエントリーのページです。

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