12月第3週、以下の一連の催しが開かれます。みなさま何卒お運びをください。
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ジャン=ピエール・ルゴフ連続講演会
ジャン=ピエール・ルゴフ(Jean-Pierre Le Goff)
1949年生まれ。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員。専門は政治社会学。シンクタンク「別の仕方での政治(Politique autrement)」主宰。現代社会におけるマネジメントの批判的検討から「68年5月」がフランスの現代社会にもたらした帰結についての検討を経て、フランスを中心とした現代民主主義的社会の諸条件に対する批判的考察を展開。主著に『企業の神話 マネジメント的イデオロギー批判』(1992年)、『68年5月 不可能な野蛮』(1998年)、『穏やかな野蛮』(1999年)、『ポスト全体主義時代の民主主義』(2002年/邦訳:青灯社、2011年)、『細分化されたフランス』(2008年)、『村の終焉』(2012年)ほか。
【1】〈68年5月〉と現代フランス:不可能な遺産
〈68年5月〉はフランスにいかなる帰結をもたらしたのか。懐古や告発を超えて批判的に捉えなおす。
日時:12月17日(月) 18:00~20:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム3
司会:増田一夫(東京大学)
入場無料・登録不要(逐次通訳)
主催:科学研究費補助金基盤(B)「共生の宗教へむけて――政教分離の諸相とイスラーム的視点をめぐる地域文化研究」
【2】 フランス社会の大変動:現代性に直面する村落共同体
日時:12月19日(水) 18:30~20:30
場所:日仏会館1階ホール
司会:クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所所長)
ディスカッサント:渡名喜庸哲(東洋大学)
一般公開・入場無料(ここから参加申し込みができます)
主催:日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館、在日フランス大使館文化部
【3】 マネジメント的イデオロギーをめぐって
日時:12月21日(金) 15:30~18:30
場所:東京外国語大学本郷サテライト
*府中キャンパスではありませんのでご注意ください。
提題:
ジャン=ピエール・ルゴフ「マネジメント的イデオロギーとは何か」
森元庸介(東京大学)「エフィシエンシー、この謎」
司会:渡名喜庸哲(東洋大学)
コメント:中山智香子(東京外国語大学)、西谷修(東京外国語大学)
通訳:中村督(南山大学)
入場無料・登録不要
主催:科学研究費補助金基盤研究(B)「生命統治時代の〈オイコス〉再考とポスト・グローバル世界像の研究」