本学のフランス語・イタリア語部会発行の学生論文集『Résonances』第13号が刊行されました。第11号より、オンラインジャーナルとして公開されています。
学生編集委員の方々の尽力もあり、非常に充実した内容のジャーナルになっています。
本科の学生の論考も掲載されていますので、みなさまぜひご覧ください。
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻小地域フランス・教養学部教養学科地域文化研究分科フランス研究コース
本学のフランス語・イタリア語部会発行の学生論文集『Résonances』第13号が刊行されました。第11号より、オンラインジャーナルとして公開されています。
学生編集委員の方々の尽力もあり、非常に充実した内容のジャーナルになっています。
本科の学生の論考も掲載されていますので、みなさまぜひご覧ください。
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『仏語仏文学研究』No. 56, 東京大学仏語仏文学研究会、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『Lutèce 』 No. 48, 大阪市立大学フランス文学会、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください
本科の原和之先生から、以下のイベント案内を頂きました。ご関心のある方はぜひご参加ください。
20世紀フランスの精神分析家ジャック・ラカンによる精神分析の再定義の試みは、その定義を基礎づけるより一般的な二つの概念、「こころ」と「ことば」の根元的な問い直しと共に進められてゆきました。このうち「こころ」の問い直しをとり上げた第1回に続き、第2回となる今回は、ラカンが「ことば」をどのように異なった仕方で考えようとしたかを見てゆきます。
1950年代のフランスで、精神分析の新しい姿を提示すべき立場に置かれたラカンが、精神分析という営みの基礎をなすものとして注目したのが「言語」の次元でした。治療の中で言葉が持つ力については、精神分析の創始者であるフロイトがすでに繰り返し指摘していますが、それが主題化されるのがフロイト以後のこの時期になったのはなぜなのか。その理由の一つと考えられるのが、フロイトとラカンの間に登場した「一般言語学」です。フェルディナン・ド・ソシュールによって創始されたこの分野は、フロイトの議論を制約していたのとは異なった、言語を語るための新たな枠組みを提案するものであり、なかでもその議論の中で提示された「意味」に関する独自の観点は、「こころ」と「ことば」を外的に影響し合う二つの存在としてではなく、互いに結びついて同じ一つの構造をなすものとして見る見方を可能にするものでした。
以上のような観点から、本セミナーではラカンの思想形成の過程で展開された言語をめぐる議論のうち、中期に集中的に論じられた「シニフィアン連鎖」と「欲望のグラフ」という二つの概念装置をとり上げ、それが言語学や哲学、数学などへの学際的な参照の中でどのように練り上げられていったかを概観した上で、それがそもそも人がなにかを「聴く」とはどういうことかという根本的な問いへの答えとして考案された抽象的な機械、「ラカン・マシン」と呼ぶべきものではないかという見方を提示し、これを糸口としてラカンの「言語」観について論じたいと思います。
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『Les lettres françaises』 No. 42, 上智大学フランス語フランス文学会、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください
本科出身の森元庸介先生より以下のご訳書をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
鵜飼哲(編/著)『動物のまなざしのもとで ー 種と文化の境界を問い直す』、勁草書房、2022年。
フランス科研究室に保管していますので、ご関心のある院生・学部生の方は、ぜひご利用ください。
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『フランス文化研究』第53号、 獨協大学外国語学部フランス語学科、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『関西フランス語フランス文学』第28号、 日本フランス語フランス文学会関西支部、2022年。
フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。
本科にいらした石井洋二郎先生からシンポジウムのご案内をいただきました。
中部大学創造的リベラルアーツセンター(CLACE
テーマ:「リベラルアーツと自然科学」
日 時 :2022年7月2日(土)10時00分~13時00分
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー使用)
パネリスト:大栗博司(カリフォルニア工科大学教授・
長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長)
下條信輔(カリフォルニア工科大学教授)
コメンテーター:佐々木閑(花園大学教授)
備 考 : 事前申し込み制(先着250名)
申し込み締切:6月24日(金)17:00
(ただし、期限前に定員に達した場合はその段階で締め切ります)
URLフォームよりお申込みをお願いします。
https://forms.gle/
案内ポスター: https://www.chubu.ac.jp/news/
(ポスターの二次元コードからもお申込みできます)
–当日のプログラム–
10:00~10:05 主催校挨拶:竹内芳美(中部大学学長)
10:05~10:10 趣旨説明:石井洋二郎
10:15~10:45 大栗博司「思考の型を学ぶ」
10:50~11:20 長谷川眞理子「リベラルアーツが目指す現代の人間像」
11:25~11:55 下條信輔「主観をいかに客観的に研究するか?」
11:55~12:05 休憩
12:05~12:15 コメント: 佐々木閑
12:15~13:00 パネルディスカッション
13:00 閉会
*フォームでのお申込みに不都合がある場合は
clace@office.chubu.ac.jp
まで、氏名、所属、連絡先を添えてお申し込みください。
(ご登録いただいた方には、
以下の論集をご恵投頂きました。厚く御礼申し上げます。
『仏語仏文学研究』第55号、 東京大学仏語仏文学研究会、2022年。
中地義和先生退職記念特集号になります。フランス科研究室で保管していますので、院生・学部生の方はぜひご利用ください。